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発行 2014-08-01 10:50 +9 GMT
Stock Exchange release

メッツォが高利益事業の成長に重点を置いた新戦略を設定

メッツォ株式プレスリリース 2014年7月31日12時(現地時間)

メッツォ・コーポレーションは、自社の中核ビジネスの成長を推し進め、その財務業績と付加価値創造の強化を目的とする新たな戦略および事業モデルを決定しました。このことはまた、メッツォが、サービス、製品、およびシステム納入のポートフォリオ全般にわたって、魅力的な構造成長と利益率の高い機会を併せ持つ、サービスと製造に重点を置いたインダストリアル・プレイヤーへと転換していくうえでも役立ちます。

新たな戦略のもとでは、マイニング業界、オイル&ガス業界、および骨材業界がメッツォの主要参入業界となります。メッツォの目標は、鉱物処理の全般にわたって先端テクノロジーとサービスを提供するというポジションをますます強化し、オイル&ガス業界、およびマイニング業界のフローコントロール(工程管理)におけるリーダーとなることです。

新しい戦略の一環としてメッツォは、現行のプロセス・オートメーション・システム事業(主にパルプ・ペーパー業界および電力業界向け事業)を分離する可能性も含め、戦略的選択肢を検討していきます。

メッツォの新戦略および事業モデルは、顧客の生産活動に大きく連動する事業に重点を置く企業へとメッツォが転換することを下支えするものです。メッツォは事業活動の50%以上をサービス事業が占める事業モデルを目指しており、売上高の多くの割合を占める製品販売、および、独自の技術によるシステムの納入は、将来のサービス事業を支えるものとなります。このようなポートフォリオは、ポジティブで長期的な収益性とメッツォの顧客業界固有の景気循環に対する回復力への好機をもたらすでしょう。

高い目標設定

メッツォの野心の大きさは、会社の新しい財務目標にも反映されています。

- 市場成長を上回る純売上高の成長
- 今後3年以内でEBITA(特別損益前)を15%超に
- 税引き前ROCE(使用総資本利益率)を最低30%に

メッツォの短期成長は、会社の総売上高の約80%にのぼるサービス、フローコントロール、および骨材分野での機会に左右されます。マイニング装置事業においても長期的な成長が予想されます。
サービス分野の成長は、スペアパーツおよび摩耗部品、さらにはパフォーマンス・サービスによってもたらされるでしょう。メッツォは引き続き、製品・サービスの提供範囲を拡大し、顧客とより密接な関係を築いていきます。

フローコントロール事業における最高のチャンスは、オイル&ガス業界およびマイニング業界の工程管理における特定マーケットの継続的拡大に見いだせます。メッツォが現在提供しているバルブおよびポンプは両マーケットで良好な地位を得ています。

骨材分野では、世界市場で我々が維持している確固たるポジションと、さまざまなメガトレンドによって推進される継続的発展をさらに活用していきます。我々は、新たな足跡を残すこと、収益性を向上させること、中間市場での販売、およびグローバルな流通を発展させることを、第一に掲げて取り組んでいきます。

鉱山用設備事業は短期的には需要の低下に直面していますが、中長期的には、より効率的なテクノロジーやプロセスノウハウに対する需要を増加させると考えられるメガトレンドに支えられています。この部門でメッツォは、短期的には、自社製品・サービスの競争力をさらに高め、経営効率および資本効率のより高い事業モデルを開発していくことに重点を置いていきます。鉱物処理用の製品・サービスの特定分野における顧客の工程効率アップを目的としたインテリジェント・ソリューションの開発作業も、さらに推し進めていきます。

メッツォは引き続き、より顧客に寄り添った、無駄のない事業モデルの開発、コスト削減の達成、収益性の高い製品およびサービス事業の成長によるビジネスモデルの改良、さらには、包括的な投資効率のアップを目指していきます。また、販売およびサポート部門における共通のグローバル・プラットフォーム、プロセス、および事業アプローチを開発することで、事業の卓越性を高めていきます。

年間1株当たり利益の少なくとも50%を配当に回すというメッツォの方針は今後も変わりません。また、現在の投資対象信用格付けを支えているバランスシート構造も堅持していくつもりです。

事業モデル

新しい戦略を効率的に遂行していくため、メッツォは以下の3つのビジネス分野を取り込み、事業モデルを更新します。

- サービス: 主に鉱業界の顧客に対し、スペアパーツや摩耗部品から付加価値の高いパフォーマンス・サービスに至るまでの包括的なサービスソリューションを提供。

- フローコントロール: マーケットで新たに販路を開拓しつつ、主にオイル&ガス業界の顧客に対するバルブ製品と鉱業界の顧客に対するポンプ製品の開発と成長を推進。

- 鉱物処理: マイニング業界の顧客へ鉱物処理ソリューションを提供。また、骨材業界の顧客へクラッシャ及びスクリーンといった機器とシステムを提供。

新しい事業モデルにより、特有のチャンスと課題、そして、さまざまな事業モデルをもった各ビジネス部門において、何を経営の焦点とするかについて明らかな改善が見られるでしょう。また、メッツォはマーケットの要望にいち早く対応し、計画をより効率的に実行することができるようになり、最終的には利益成長がもたらされます。

メッツォは財務業績を2つのセグメント、すなわち鉱物処理事業およびフローコントロール事業に分けて外部報告することになります。

経営陣

新事業モデルおよび新組織は2014年10月1日をもって有効となります。これ以降、メッツォ経営陣は、Matti Kähkönen社長兼CEO、Harri Nikunen技術副社長、CFO兼副CEO、João Ney Colagrossi鉱物処理事業部門社長、Juha Silvennoinenサービス事業部門社長、Perttu Louhiluotoフローコントロール事業部門社長、Merja Kamppari人事部門上席副社長、戦略および事業開発部門上席副社長となります。

Matti Kähkönen社長兼CEO

「メッツォの新戦略と新事業モデルは、メッツォの新時代の幕開けを意味するものです。つまり、我々は、高い収益性を伴う成長可能性をもった事業を有する、さらに焦点を絞った企業へと転換しつつ、前進を続けていくということです。これにより、より高い収益性とリターンがもたらされ、最終的にはメッツォ株主に対してより大きな価値をお届けできることでしょう。メッツォのお客様もまた、我々との緊密な関係によるメリットを享受し、メッツォの包括的なサービスや納品能力、市場をけん引する工程およびアプリケーション・ノウハウをより身近に活用できるようになります。また、信頼性の高い最先端テクノロジーと競争力のある製品及びサービスを頼りにしていただくことができます。それらすべてが、きわめて優秀で献身的な専門スタッフによって世界中に日々届けられていきます。」

メッツォは採鉱、オイル&ガス、骨材業界のお客様に最先端の処理技術をお届けしています。メッツォの最先端サービスやソリューションが、鉱物処理やフローコントロールの可用性および信頼性を向上させ、持続可能な工程と収益の向上をもたらします。メッツォはフィンランド、ヘルシンキのナスダックOMXに上場しています。2013年度の総売上高は38億ユーロで、世界50カ国で約16,000人の専門スタッフを雇用しています。
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