プレスリリース 8月 31, 2014 05:00:00 午後 CET
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焼却プラントの旧式ロータシャーを最新式に

オランダのアテロ社ムールデイクプラントは家庭廃棄物や粗大廃棄物向けの大型焼却プラントで、その処理量は年間約100万トンにのぼります。以前は、償却前の粗大廃棄物破砕にリンデマン製ロータシャーが使用されていましたが、摩耗対策費や保守費用がかさむことや、処理能力の点から、数���前にこの稼働を停止させていました。 

プラント内に破砕設備がなくなったことで、ここ数年は粗大廃棄物の破砕を外部に委託してきましたが、これもまた費用がかさむ煩雑なソリューションでした。

メッツォ製新型廃棄物シュレッダ6000Sへアップグレード
アテロ社の別の焼却プラントでは数年前に、2基のリンデマン製ロータシャーを最新のメッツォ製廃棄物シュレッダにリプレースしていますが、それが予想を超える好影響をもたらしました。その成功をもとに、アテロ社の経営陣は、ロータシャーを最新の廃棄物シュレッダと取り替えることがムールデイクプラントでも成功につながるかを判断するために、実現可能性の検討を開始しました。

目標は、粗大廃棄物、プレス、家庭廃棄物の混合材料を年間100万トン、完全自動システムで破砕することにありました。いくつかのシステムやオプションを比較検討し、プロジェクトチームはメッツォ・デンマークから9枚刃のメッツォ製 EtaPreShred® 6000Sを2基導入することに決めました。固定設置型の6000 シリーズは時間当たり150トンを優に超える処理能力があり、破砕ゾーンが8.3 m2と広いこと、処理の難しい廃棄物にも対応できることなどが決め手となりました。
ムールデイクプラントでの破砕処理量は、生産ラインの能力(100トン/時)に合わせて削減されますが、それでも6000 Sがもたらす利益や利点は次のように無視できないものです。

  • 450 mm未満までサイズを削減し、廃棄物を均一にすることで、炉の温度管理が行いやすい。
  • 破砕後の粉塵発生が少なく、爆発抑制管理のための粉塵 除去コストが削減される。
  • 破砕により排出制御にも好影響が及ぼされる。
  • 焼却処理前に鉄および非鉄金属を分離させることができる。
  • プラントで廃棄物の全フローを管理することから得られる利益が、投資費用をはるかに凌ぐ。


ダウンタイムを短くというご要望にお応えして
ダウンタイムを5%未満にというご要望に応じ、切断テーブルをスピーディーに交換可能な独自のレール&ホイストシステムを採用して、ダウンタイムを最小限に抑えました。レールシステム上に配置することで、シュレッダをシュレッダプラットフォームの中央に移動できます。切断テーブルはチェーンでクレーンホイストシステムにフック掛けされ、サブフレーム(レールシステム)から吊り出されます。次に、サブフレームが動かされ、切断テーブルが作業場所へと降ろされて、そこで整備や耐摩耗加工が施されます。

モータとベアリングシステムを含む予備の切断テーブルを持ち上げ、ホッパ下に置きます。交換作業は3時間で完了できます。これによりダウンタイムが減り、整備作業を通常勤務時間内に行えるので、作業の質を向上させつつコストを抑えることができます。作業スペースには限りがあるため、空圧タンクローラを用いた特殊な搬送キャリアシステムが使用されます。このキャリアは空気モータ駆動で、最大26トンの重量を取り扱うことができ、その場で360度旋回可能です。切断テーブルはキャリアと切断テーブル背面の2個のサポートローラに降ろされます(ローラに は電源なし)。最後に、切断テーブルが4つの油圧ジャッキでキャリアから持ち上げられます。「アテロ社の皆様と緊密な連絡を取って、ご要望を理解したからこそ、ムールデイクプラントにとって完璧なシステムを設計することができたのです。」と、メッツォ・デンマークのプロジェクト担当、インダストリアル ・シュレッダのHans Ypes氏は述べている。

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